QMblog's blog

レズビアン&ゲイライフをサポートするNPO法人アカーのWEBマガジン。編集部:「ふじべ・あらし」がお伝えしています。

【ライフヒストリー】みかこ×しんご

だんだんとランランなお弁当

『ライフヒストリー』 テーマは「食事」(みかこ5回目) 「団欒」(だんらん)とは、なんて難しいのだろう。その漢字が難解なように。 幼稚園の時、母が作ってくれた麺(めん)とつゆだけのお弁当。二丁目のバーで作ったぎょうざ。雨降りの夜にカノジョが作…

それからのShigo〜食事編〜

ライフヒストリー テーマは「食事」(しんご4回目)前回の話では、白昼のロッテリアでゲイの友人から「好きな男の子のタイプ」を聞かれて、いたたまれなくなっていまった程だったしんご。ゲイと気づいたばかりの頃の話で、せっかく同年代のゲイと話をするチ…

カノジョとお弁当

『ライフヒストリー』 テーマは「食事」(みかこ4回目) 昔付き合っていたカノジョと同じ職場で、「お弁当交換」という可愛らしいことをしてた時期がある。けれど、私が作ったお弁当を彼女は残し(不味かったのだと思う;)、すごーく気まずくなり、その後、2度…

同い年のゲイとロッテリアでお茶〜ライフヒストリー(しんご3回目)

しんご しんご しんご 『ライフヒストリー』テーマは「食事」(しんご3回目) ◆同い年ゲイとロッテリアでお茶 楽しい食事のひと時を過ごしたいのに、誰ともそれができなかった頃、同い年のゲイの子とロッテリアでお茶をしたことがあった。その頃、ゲイである…

二丁目の団欒(だんらん)〜ライフヒストリー(みかこ3回目)

『ライフヒストリー』 テーマは「食事」(みかこ3回目) 「家族のだんらん」に憧れていた幼い頃のみかこ。ついにそれを手に入れる日が?! 「食」についての「みかこ」のライフヒストリー第3回目です。(Arashi) ◆二丁目の団欒(だんらん) 数年前、よく通…

「団欒(だんらん)」〜ライフヒストリー(みかこ2回目)

『ライフヒストリー』 テーマは「食事」(みかこ2回目) ◆団欒 小さい頃「家族の団欒(だんらん)」というものに飢えていた。 ドラマやアニメの中での夕食風景。 たわいもない会話に、楽しそうで暖かい家族みんなでの食事風景…。 「なぜうちには『団欒』(だ…

「一人暮らしの食卓」〜ライフヒストリー(しんご2回目)

『ライフヒストリー』テーマは「食事」(しんご2回目) 中野での一人暮らしでは、自分で食べるものは自分で用意しなきゃならない。 色んな食事を取ってみた。 インスタントラーメンやレトルト食品が続く毎日・・・。 実家の頃は一度は、やってみたいと憧れた…

「食と卓」〜ライフヒストリー(みかこ1回目)

『ライフヒストリー』 テーマは「食事」(みかこ1回目) ◆お弁当幼稚園にもっていくお弁当。 それは周りのみんなから「いいな〜」「すごいな〜」と羨ましがられるものだった。 母が持たせてくれたそのお弁当の中身は、 「そうめん」だったり「スパゲッティ」…

「食事は心と体のサプリメント」〜ライフヒストリー(しんご1回目)〜

しんごとみかこは、同じ年の生まれで、誕生日も1日違いの同い年、ついでにいうと身長もほとんど同じゲイ&レズビアンです。 それが何?ということもありますが、同じところばかりだけど、いろいろな面でふたりはまったく逆の方向を向いて生きてきた、という…

「『友だち』と『仲間』」〜ライフヒストリー

「友だち」より「仲間」 レズビアンと自覚してから私は、 「友だち」ではなく、同性愛者の『仲間』を求めた。 レズビアンとして「独りにはなりたくない!」、 と強く強く思ったからだった。 今の私にとって「友達」よりも「仲間」の方が重要。 レズビアン・…

「孤独&孤立」〜ライフヒストリー(みかこ3回目)

私は8歳から11歳まで同年代の子たちと殆ど遊んだことがなかった。 遊ぶ必要は感じていたけど、実際に遊んでも、つまらないから 「誰かと遊べたらいいなぁ」くらいしか思っていなかった。 レズビアン・ユース「みかこ」さんの「友だち」をテーマにしたライフ…

「小学校に入学して」〜ライフヒストリー(みかこ2回目)

小学校に入学して「お友達になろう」と言い寄ってくるクラスメイトが、私は大嫌いだった。 「友だちって誰?」というテーマの「みかこ」(レズビアン)のライフヒストリー2回目。 <前へ 1 2 3 4 次へ> なんで嫌いだったのかはよく分からないけど、 友だち…

「友情と青春」〜ライフヒストリー(みかこ1回目)

幼稚園の頃、私は『僕らの七日間戦争』という映画に感動し、 そして、とてもとても憧れた。 だから、隣のクラス、カブトムシ組は悪者で、 私は、てんとうむし組を総動員して、 些細なケンカを大掛かりな「組対組」にしたこともあった。 「友だちって誰?」と…

「友だちの友だちは、友だち?」〜ライフヒストリー(しんご4回目)

ゲイと気づいた直後、ノンケと一緒にいても気ばかり使って疲れてしまうし、カムアウトしてないから本当の自分として振舞うことができず、 いわゆる「友達」とは、疎遠にすることにした (カムアウトしたからといって、変わる訳ではないけれど)。 「友達って…

「教室は」〜ライフヒストリー(しんご3回目)

僕にとって一番居心地が悪い場所は、学校の教室だった。 親しい人が、一番居ない場所。 「友達って誰?」というテーマでの、しんごさんのライフヒストリー2回目目です。 <前へ 1 2 3 4 次へ> 誰とも話すけど、誰と仲が良いわけではなかった 僕は、小学校、…

「キミはともだち」〜ライフヒストリー(しんご2回目)

「本当の友達」、「これからもずっと友達でいたい」と感じた人と出会ったと思えたのが やっと小学6年生のときだった。 「友達って誰?」というテーマでの、しんごさんのライフヒストリー2回目目です。 <前へ 1 2 3 4 次へ> 小学6年生のとき 彼は、いわゆる…

「ボクに友だちいたの?」〜(しんご1回目)

中学生に入ったとき、母親にこんなことを聞いたことがあった。 「ボクって小学3、4年のときに友達いた?」 聞いた理由は、クラスの友達と遊んだ記憶がないに等しいからだ。 「友達って誰?」というテーマでゲイユースしんごのライフヒストリーを連載します…

「友だちって誰?」〜ライフヒストリー次のテーマ〜

「友だちって誰?」 レスビアンとゲイのユースしんごとみかこが、語るライフヒストリー・スナップ。 今日からは『友だちって誰?』というテーマで連続投稿します。 同性愛者の友人と、ノンケ(異性愛者)の友だち。 カレシ、カノジョとは違うの? お楽しみに…

「『レズビアン』、その五文字」〜ライフヒストリー(みかこ3回目)〜

15歳くらいのとき、そんなことをいつも考えていた。いつものようにお風呂に入って、名無しの権兵衛である自分について考えていたとき、私はひらめいた! 「私の性的指向は、岩本実加子だ!」と。 レズビアンでもなく、バイセクシャルでもない 「私は岩本実加…

「ミソ煮込み」〜ライフヒストリー(みかこ2回)

その頃の私は「自分が生きる意味」を見出したがっていたし、自分の周り(分かりやすく言えば「社会」だが)と自分の意味を知りたがっていて、色々な場所に行き、色々な人に会い、色々なことを話し、色々なことを考えていた。 みかこさんの、ライフヒストリー『…

「ひらめく発掘〜同性愛者だと気づいたとき」〜ライフヒストリー(みかこ1回目)

同い年のレズビアン&ゲイユースみかこ、しんごが「初めて同性愛者と気づいたとき」 を語るライフヒストリー・スナップのコーナー。 しんごに続いては、みかこです。 ひらめく発掘〜同性愛者だと気づいたとき〜(みかこ編) 年上の彼女 13歳くらいのとき、 …

「なぜ自分が?」〜ライフヒストリー(しんご4回目)〜

「自分のこといを考えた方がよい」 彼女の一言が、蓋をしてきたことに、つながる鍵になった。 それまでの僕にとって「ゲイ」という言葉は、ネットで男の裸を見つけるため便利な検索キーワードにすぎなかったが、それも男性同性愛者に変わった。 しんごさんの…

自覚的じゃない感覚と計算〜ライフヒストリー(しんご3回目)

その頃、男子高校に通っていた。ゲイのアダルトサイトやノンケのエロサイトで男の裸を見ていた。「周りと違ってはいけない」という不安から、周りを真似たが、本当は女の子と手をつなぐことすら不快だった。校内では、毎年違う男子を好きになった。年々、男…

「なぜ、責めるの?」〜ライフヒストリー(しんご2回目)

彼女は重い雰囲気で話しかけてくる。話の詳細は覚えていない。余りの唐突さと理不尽さに、僕は混乱していた。 しんごさんの、『同性愛者と気づいたとき』をテーマにしたライフヒストリーの2回目です。 <前へ 1 2 3 4 次へ> クリスマスパーティー後、数日が…

「現実を掴(つか)む瞬間」〜同性愛者だと気づいたとき〜(しんご1回目)

同い年のレズビアン&ゲイユースみかこ、しんごが語るコーナー『ライフヒストリースナップ』。今回のお題は「初めて同性愛者と気づいたとき」 です。 まずは、しんごからスタートします。 現実を掴む瞬間 〜同性愛者だと気づいたとき〜(しんご1回目) 「最…

「スタートライン」〜大學編(しんご4回目)

高校を卒業する頃、ゲイだと気づいた。 その事実はものすごい恐怖で僕を押しつぶした。 「ここなら受け入れてもらえる」という場所に行っても、拒絶されているように感じた。 しんごさんの、『学校生活』をテーマにしたライフヒストリーの最終回です。 < 1 …

「学校の魅力は」〜高校生(しんご3回目)

「しんご! 学食へ行くぞ!」 「今日は早く仕事終わったな、これからゲーセン行くぞ!」 「今日も時間が遅くなったな、うちに泊まるか?」と先輩がいう。とても嬉しくて僕はすべて「はい」と答えた。 しんごさんの、『学校生活』をテーマにしたライフヒスト…

「居場所は作るもの? 探すモノだ」〜中学校編(しんご2回目)

しんごさんの、『学校生活』をテーマにしたライフヒストリーの2回目です。<前へ 1 2 3 4 次へ> 居場所は作るもの? 探すモノだ〜中学生〜 月に1回の日曜日。僕にとって、とても待ち遠しい日がやってきた。 電車に乗って市民館へ出かける。 そこには、50…

理由はないが、漠然と

―――「学校って何?」をテーマにしたしんごさんのライフヒストリーの1回目です。今日は「小学校」編。 明確な理由はないが、漠然と〜小学生〜テーマ:「学校って何?」ライフヒストリー(しんご1回目) 「いってきまーす」と言って僕は家をでる。 そして毎日…

「学校生活」〜(みかこ4回目)

ライフヒストリー テーマは「学校生活」(みかこ4回目)定時制に通い始めて「レズビアン」としての自分がどんどん消えて行くような気がした。 保健の教師に「カミングアウト」を半ば強いられたときも 、かえって私はレズビアンでないような気になった。 「学…

「学校と集団」〜(みかこ3回目)

ライフヒストリー テーマは「学校生活」(みかこ3回目) 話は飛んで、17歳。私は定時制高校に入学した。 理由は二つ。一つは英語の基礎を学びたかったから。 もう一つの理由は・・・。また今度、話したいと思う…。 私は、ある意味初めて「集団生活」や「学校…

「疑問符の迷路」〜(みかこ2回目)

ライフヒストリー テーマは「学校生活」(みかこ2回目) 11歳で、私はフリースクールに通い始めた。数学や物理、科学、日本語、生物、社会、絵…。「学びたい!」と思ったことは何でも学べた。学ぶと「なんでだ? どうしてだ?」と疑問が次々出てくる。 けれ…

「学びたいことを学ぶ」〜小学校編(みかこ1回目)

『ライフヒストリー・スナップ』 は、同い年のレズビアン・ユースのみかことゲイ・ユースのしんごが、いろいろなテーマについて書く『QM』のレギュラー連載です。今回のテーマは『学校生活』です。まずはみかこさんから。 ライフヒストリー テーマは「学校生…